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■URL
http://www.bis-net.co.jp/
株式会社ビー・アイ・エスは、オンライン決済向けプリペイドカードシステム「BISネット」サービスを6月28日より開始する。サービス開始にあたり、専用端末が群馬県および埼玉県のコンビニエンスストア「セーブオン」50店舗など計100店舗に設置される。
「BISネット」は、1円単位で使用できる少額決済向けのプリペイドサービスで、「＠bis Card」と呼ばれるプリペイドカードを利用する。これまでの使い捨て型プリペイドカードと違って、「＠bis Card」は何度でも金額をリチャージできるのが特徴だ。新規ユーザーは、3,000円用ないし5,000円用の固有のIDが記載された「白紙」のカードを受け取り、店頭で金額を支払う。使用した「＠bis Card」は、店頭で再入金することで、同じカードを引き続き利用できる。また、リチャージのたびに、3,000円用なら5ポイント、5,000円用なら10ポイントのプレミアムが付加される。
なお、課金情報は、専用店頭端末機からNTTドコモのパケット網を利用してサーバーに送られる。そのため、コンセントから電源を供給するだけで簡単に端末を設置できるという。端末価格は19万8,000円（システム利用権付き）。
BISネットは現在、オンラインショップ「TOCサービス」( http://www.fas.co.jp/ )で利用できる。今後、音楽・地図配信などのデジタルコンテンツの決済や、プリペイド式携帯電話の決済などに用途を拡大し、端末設置店舗を2000年秋に3,000店舗、2年後に4万店舗にする予定。また、2000年秋よりEU市場へのシステム導入を計画しており、現在フランステレコムが検討に入っている。
(2000/6/28)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]