■URL
http://www.opera.com/pressreleases/20000627.html
http://www.opera.com/download.html
ノルウェーのOpera Softwareは28日、Windows用のWWWブラウザー「Opera 4.0」正式版をリリースした。3つのウィンドウからなるインターフェイスを備えており、同社によると標準仕様に忠実に対応した最速のブラウザーだという。Opera 4.0は、Windows95/98/NT 4.0/2000に対応し、価格は39ドルで、30日間試用することができる。
Opera 4.0は、プラグインや128ビット暗号、カスケードスタイルシート(CSS1、CSS2)、XML、 HTTP 1.1、ECMAScript、JavaScript 1.3などに対応する。さらに、WAP向けのWeb仕様「WML」に対応し、これらのサイトを閲覧できるようにしたほか、Sunの「Java Plug-in 1.3」にも対応した。このようなブラウザー機能に加え、電子メールやニュースのクライアント機能も備えている。
Operaはこれまで、Windows用の「第3のブラウザ」として知られてきたが、昨年からマーケッティングや販売を強化。容量の小ささやメモリ使用量の少なさ、クロスプラットフォームにより、インターネット機器市場で主要ブラウザとなることを目指している。これらの市場に向けて、現在、LinuxやEPOC、Macintosh、BeOSに対応するバージョンを開発している。
(2000/6/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]