|
|
■URL
http://www.accsjp.or.jp/ (ACCS)
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会（ACCS）は、インターネット上でグループを組み大量のファミコン用ソフトをPC上のエミュレーター向けにダウンロードできるようにしていたサイトの開設者4人を、長野県生活保安課・ハイテク犯罪対策室・長野中央署が著作権法違反（公衆送信権侵害）の疑いで4日に逮捕したことを発表した。
逮捕されたのは、宮城県多賀城市の会社員男性（27歳）、東京都世田谷区の都内大手プロバイダ派遣社員男性（34歳）、大阪府守口市の無職少年（17歳）、秋田県大館市のコンビニ店員男性（21歳）。6月14～16日にかけて家宅捜索が行なわれていた。
4人はそれぞれ自分のホームページにゲーム機ソフトを無断アップロードし、ダウンロードできるようにしていた。宮城県の男性は「ファミコン決死隊」と名づけたホームページを開設し、100人以上のメンバーを組織して集めた141タイトルのソフトを、画像ファイルに埋め込むなど偽装して無断アップロードしていた。ファミコン決死隊では集まったメンバーに「連隊長」「大佐」など軍隊を模した階級をつけて組織し、軍事行動になぞらえてソフトやレポートを掲載。一般市場では既に流通していないファミコンの市場をエミュレーターにより無償で完全に再現すると謳っていた。東京都と大阪府の男性はファミコン決死隊のメンバーで、秋田県の男性は東京都の男性と交友関係があった。
(2000/7/4)
[Reported by masaka@impress.co.jp]