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【新サービス】

NTT-ME、携帯とGPSユニットを利用した位置情報ASPサービスを開始

■URL
http://www.ntt-me.co.jp/

 NTT-MEは6日、超小型GPSユニットを利用した携帯位置情報ASPサービス「XePhionナビゲーションサービス」を7月7日から開始すると発表した。携帯電話に小型GPSを接続することでサービスマンの現在地を会社が把握するといったことができるようになるサービス。ASPサービスとなっており、会社側はwwwブラウザーから位置を確認できる。

 GPSユニットはSONYマーケティング社製「IPS-8000」。クライアント側のPCには、インクリメントP製の地図データ「MAPDKIII」を初期設定時にインストールしておく。

 基本機能は(1)オフィスのパソコンからの「リアルタイム単発位置情報取得機能」(2)あらかじめ決められたスケジュールに基づいて位置情報を取得する「定期位置情報取得機能」(3)GPSユニットから位置情報をオフィスのパソコンへ通知する「リアルタイム位置通知機能」(4)履歴を地図に表示する「位置情報履歴表示機能」。このほか、「カスタマイズ機能」として、地図上にランドマークとして建物等を登録・表示することやFax・電話・Eメールを使って位置情報等を配信する機能などがある。

 利用料金は初期コストが、超小型BPSユニット購入費用(6万円/台)とクライアント端末設定費用(10~20万円)のほかパソコン用の地図購入費用(10万円)。ランニングコストが、携帯電話通話料とサービス利用料金(1GPS端末につき月額5,000円+クライアント端末からの位置取得1回30円+GPSユニットからの位置通知1回10円)。そのほか別途インターネット接続利用料が必要となる。

 今後、NTT DoCoMo独自の位置情報サービスの共通プラットホーム「DLP(DoCoMo Location Platform)」の端末やアプリケーションに対応できるようサービスの高度化を進めるほか、iモードへの対応として、配信される位置情報を公式地図サイト「iMapFan」の地図に表示するサービスを実施していく。

(2000/7/6)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp