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【調査結果】

2000年末までに米国ネットユーザーの68%がオンラインで買い物――米調査結果

■URL
http://www.emarketer.com/

 調査会社の米eMarketerは11日、米国におけるインターネットショッピングの動向を調査した報告書を発表し、「2000年末までにインターネットユーザーの68%がネットで買い物をする」との予測を明らかにした。

 それによると、ネットで買い物をする人の数は2000年末までには634万人となり、2003年には1億600万人にまで増加すると思われる。それら買い物による売り上げは、今年末までに370億ドル、2003年には1,040億ドルにも達する見込み。

 また、調査結果の中では若者の消費動向も含まれている。それによると2000年末までにネットで買い物をする若者は、インターネットユーザーの53%にとどまるという。一般的なネットユーザーの68%と若者の53%の数字の開きは、多くの若者が自分のクレジットカードを持てないことに起因すると思われる。これら若者がネットで買い物をする額は、若者の消費額のわずか0.15%に過ぎず、米国内のネットで費やされる金額の1%にも満たない。しかしながら若者がネットで買い物をする割合は徐々に増えていき、2003年には74%の若者がネットで買い物をすると予測されている。

 また、ネットで消費される金額は徐々に増えており、1999年に年間500ドルであったのが2000年末には627ドルに、また2003年には1,033ドルにまで増加することが見込まれている。

(2000/7/12)

[Reported by taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp