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【新サービス】

各種ASPサービスと低価格パソコンを提供

リコー、企業向けポータルサイト「ネットリコー」事業を強化

■URL
http://www.netricoh.com/
http://www.ricoh.co.jp/

 株式会社リコーは18日、企業向けポータルサイト「ネットリコー」事業を7月24日から順次強化すると発表した。「ネットリコー」は3月21日に開設。顧客企業のニーズやOA機器の利用状況のデータベースをもとに、商品に関するサポート情報や、買い替え・消耗品の提案など顧客に合わせた情報提供を行なっている。今回の強化では各種ASPサービスと低価格PC「ネットリコーパック」の提供を実施する。

 ASPサービスは(1)Eメール送受信やタスク管理などができる個人スケジュール用カレンダー「eCalendar」(7月26日開始・無料)(2)文書作成用の書式提供サービス「らくらく書式」(8月1日より順次・価格未定)(3)パソコン教育サービス「PC教育」(8月1日より順次・価格未定)(4)Webベースのグループウェア「iOffice2000」(10月上旬・価格未定)の4種類。

 「ネットリコーパック」はネットリコー利用者向けの低価格パソコン提供サービスで主に中小企業が対象。PCの設置・接続・操作指導はリコーテクノシステムズのサービスマンが行なう。「MS Word/Excel」などのアプリケーションをバンドルしており、3年間無償のヘルプデスクや5年間無償のオンサイト保守も実施する。各種ASPサービスの端末としての活用もできる。料金は10時間/月までのインターネット接続料金及び電話料金込みで月額6,980円(5年間契約)。サービス開始は7月24日。北海道、東京、神奈川、大阪、兵庫地区から順次実施、11月から全国展開する予定。2001年3月までに10万台の契約をみこんでいる。

 リコーでは、「2001年3月までに『ネットリコー』会員数を40万社にする」とし、「将来的には会員数を100万社にしたい」と抱負を述べた。

(2000/7/18)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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