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http://www.miti.go.jp/kohosys/press/0000833/
通商産業省は31日、「平成11年度消費財・消費者向けサービスに係る内外価格調査」を発表した。平成11年度分調査では新たに、「インターネットを利用した通信販売に係る内外価格調査」を試行的に実施している。
調査は、1999年11月にニューヨークとフランクフルトを対象に行なったもの。インターネット通販価格は、税込み・送料込み・1個買いの価格で、為替レートは、1ドル=106.31円、1マルク=56.40円で計算した。調査項目は、「カメラ&家電製品」「自動車等」「繊維製品」「スポーツ用品」「出版・ソフト」の5項目となっている
日本のインターネット通販価格は、全品目平均で、東京における店頭価格の1.07倍となった。「出版・ソフト」が0.99倍でインターネット通販の方が若干安く、「繊維製品」が1.19倍で一番高くなった。
また、国別に比較すると、日本のインターネット通販価格は、全品目平均でニューヨークの1.46倍、フランクフルトの1.29倍だった。「繊維製品」における価格差がもっとも顕著で、日本の通販価格はニューヨーク価格の2.82倍、フランクフルト価格の1.70倍となっている。
(2000/8/1)
[Reported by okada-d@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]