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http://gartner6.gartnerweb.com/public/static/aboutgg/pressrel/pr20000801a.html
米Gartner Groupは1日、2004年までに企業間商取引(B2B)の37%が電子市場を介して行なわれるようになるが、こうした取引市場で生き残るのは3つのビジネスモデルだけであるとする調査報告を発表した。
同社によると、すでに電子市場の淘汰が始まっているという。ベンチャーキャピタルがB2B市場から投資を引き上げる一方、従来のオフライン企業が生き残りをかけて参入してきており、電子市場は速やかに整理統合していくと見ている。このような状況の下で電子市場の淘汰を生き残れるかどうかは、資本力やビジネスモデルに大きく依存するとしており、Gartnerでは、2005年には「業務全般を支援するビジネス・サービスの取引市場」、「日用品の取引市場」、「業務と関連商品を統合したサービスを提供する取引市場」の3つのビジネスモデルが市場の95%を占めると予測している。
また、同社では、B2B市場向けの機能や技術が完成するのは2004年以降であり、2005年時点ではまだ、電子市場を通じて全品の調達を行なうのは、大手企業2000社の中でも15%以下だと予測している。
(2000/8/2)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]