|
|
■URL
http://www.npa.go.jp/toukei/keiji3/index.htm
今年上半期に摘発されたインターネットを悪用した犯罪が200件を越え、すでに昨年の8割にのぼることが10日、警察庁のまとめで明らかになった。
警察庁がまとめた「平成12年上半期のハイテク犯罪の検挙状況」によると、コンピュータ・ネットワークを使用したハイテク犯罪の総計は234件で、「コンピュータ犯罪」が25件、「ネットワーク犯罪」が201件、今年2月に施行された「不正アクセス禁止法違反」が8件となった。
「ネットワーク犯罪」の内訳は、「わいせつ物頒布など」が64件、昨年11月に施行された「児童売春・児童ポルノ法違反」が50件、「詐欺」が25件、「名誉毀損」が13件、「著作権法違反」が12件、「その他」が37件。「詐欺」や「名誉毀損」は、すでに昨年の検挙数をそれぞれ2件、1件上回っている。インターネットの急速な普及にともない、ネットオークションを利用した犯罪が多発、詐欺事件による検挙数の半数を占めた。
(2000/8/10)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]