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http://www.qualcomm.com/cda/pr/view/0,1565,377,00.html
米QUALCOMMは9日、「Visor」などのPDAで知られる米Handspringに対して同社のCDMA技術をライセンス供与する契約を結んだと発表した。契約によりHandspringは、QUALCOMMの「CDMA air-interface」技術の特許を使って無線機器を開発する。
この契約についてHandspringのマーケティングとセールス担当上級副社長のEd Colligan氏は「時が経てば、全てのハンドヘルドコンピュータは無線通信ができるようになっているだろう。QUALCOMMのCDMA技術はそうしたソリューションを実現するための重要な道筋を提供してくれる」と語り、Handspring製品にCDMA技術に基づいた通信技術を組み込むことを示唆した。一方で「我々のSpringboard拡張技術(同社のPDA Visorの拡張スロット技術)が設計上優位にある一つの理由は、複数の無線通信規格を援用できることにある」とコメントし、QUALCOMMのCDMAだけにこだわるのではなく、様々な規格を採用していく意向をも明らかにした。
(2000/8/10)
[Reported by taiga@scientist.com]