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■URL
http://www.jpaa.or.jp/i-center/index.html (工業所有権仲裁センター)
http://www.jpaa.or.jp/topics/000920_domain.htm (講演会情報)
日本弁護士連合会と弁理士会が共同運営する工業所有権仲裁センター(以下仲裁センター)は、日本ネットワークインフォメーションセンター(以下JPNIC)と協力し、10月19日よりインターネット・ドメイン名を巡る紛争処理を開始する。7月19日に策定された「JPドメイン名紛争処理方針」に基づき、同センターが紛争処理機関としてJPNICに認定されたものだ。
具体的には以下の流れになる。他社の会社名や商標をドメイン名として登録し、高額で転売を図ったり、類似ドメイン名でユーザーの混同を招くなどの不正な登録・使用で権利を侵害された企業が、仲裁センターに申し立てを行なう。これを1名または3名の紛争処理パネルが審査し「裁定」を下す。裁定で不正と判断され、ドメイン名の取消または移転という結果が出されると、紛争処理方針に基づきJPNICがそのドメイン名を削除または申立人に移転する。なお、登録者がその裁定に不服の場合は裁判所に提訴することもできるようになっている。通常50日前後での処理が可能で、処理手数料は18万円から、原則として申立人の負担だ。
現在工業所有権仲裁センターでは10月19日よりの開始に向けて準備を進めており、これに先駆け、9月20日に「ドメイン名紛争に関する講演会」を開催する予定だ。
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■【2000年7月21日】不正目的でのJPドメイン登録は取消／移転が可能に JPNICが紛争処理方針を策定
(2000/8/18)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp / 金丸雄一]