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■URL
http://www.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=432
日本オラクル株式会社は、企業向けの業務アプリケーション統合製品「Oracle E-Business Suite 11i」の日本語版を9月下旬に出荷すると発表した。受注開始は9月5日より。
「Oracle E-Business Suite 11i」は、人事管理、統合会計、生産管理、サプライチェーン管理など、企業のEビジネス実現に向けた100種類以上のアプリケーションモジュールで構成されている。部門を超えた業務連携・支援が可能で、Eビジネス導入でかかるコストや時間を短縮できるメリットがある。また、Webブラウザーさえあれば、ユーザーは特別な設定をせずにすべてのアプリケーションの利用が可能な点も特長だ。企業間マーケットプレイスを構築する「Oracle Exchange」との連携で、大規模な競売取引や入札取引も実現できる企業間取引などが可能となっている。
日本オラクルでは今回の発表に合わせ、アーサーアンダーセン、KPMGコンサルティング、アンダーセン・コンサルティングといったコンサルティング企業との提携強化も発表している。各社は専用チームを作り、「Oracle E-Business Suite 11i」の優先的な導入に取り組む構えで、これによりコンサルティング企業からのインプリメント強化を図る。またコンサルタントやエンジニアを強化し、2001年5月までに認定コンサルタントを1,800名に増やすほか、養成も推進する。
「Oracle E-Business Suite 11i」は最小構成で5指名ユーザー300万円から(ライセンス価格)。従来製品の「Oracle Applications R11」よりもライセンスの最低価格帯を引き下げ、関連・グループ企業への一斉展開といった包括的な導入を狙う。
(2000/8/21)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]