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【調査】

大学側から見た“インターネット就職”の現状とは?

■URL
http://www.onebyone.co.jp/

 株式会社ワンバイワンは、就職活動でのインターネット利用状況の調査「2000インターネット就職の現状 就職部編」を発表した。同社が全国の主要国公立大学の就職部をを対象に行なった調査で、'98年に続き2回目の実施となる。今回は119校の有効回答をまとめているが、就職活動でのインターネット利用が普及した反面、その現状に対応できていない大学側の様子が伺える結果となった。

 4年生の大多数がメールアドレスを持っている現在(所持率80%以上の大学が約8割)、就職活動におけるインターネット活用は年々重要なものになっている。Webサイトからのみエントリーを受け付ける企業も今や珍しくない。大学側もこの状況に合わせ、73%が「インターネットを利用した就職活動の指導を行なっている」と回答している。
 しかし、実際に活用できている大学はまだ少ない。就職部でサイトを開設している大学は63.9%(76校)で、'98年の調査(30.4%)に比べ倍増している。しかし、サイトにあるコンテンツはまだまだお粗末なのが現状だ。セミナー・説明会の情報をサイトで公開している大学は37.5%(36校)、追加募集情報公開は25%(24校)、学生の就職相談をメールで受け付けているのは44.8%(43校)……など、学生が実際に必要とする情報や機能を盛り込んでいると言えるところは少ない。
 また、メールマナーやウィルスチェックなどの指導を学生に行なっているのは43.6%(48校)。ウィルスチェックを定期的に行なっているのは46.9%で半数に満たず、ウィルス感染経験のある学校は17.5%(20校)に上る。就職活動を機にインターネットを始める学生が多いことを考えると、この方面のケアにも不安が残る結果となった。

 調査を行なったワンバイワンによると、Webサイトを持つ就職部は多いが、公開後はほとんど更新されず、ずっと同じままになっているケースもよく見られるという。4~5月に学生が就職活動のためほとんど学校に行かなくなる状況も見られ、同社は学生の大学就職部離れは今後さらに進むとだろうと予測している。そんな状況のなか、専修大学のサイトは更新が頻繁でセミナーなどの情報掲載も早く、他大学の学生や就職部からもアクセスが多いサイトだという。

(2000/8/24)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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