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■URL
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2000/aug/mstv.html
株式会社有線ブロードネットワークス、日本SGI株式会社、NTTサテライトコミュニケーションズ株式会社の3社は、共同で衛星によるコンテンツ配信の新サービス「MSTV(Multimedia
Satellite TV)」を9月1日より開始すると発表した。企業向けに大容量のコンテンツを一括配信するサービスで、店内テレビ放送や、店内の商品宣伝、社内広報や社員教育向けのコンテンツ配信などが行なえる。
サービスの開始にあたり、3社はハードディスク内蔵マルチメディア衛星受信機「MSTV-2000」を協同開発した。価格は182,000円。45インチの衛星アンテナとリモコン、取り付け金具、工事費をセットにした場合は、230,000円。MSTV-2000は、MPEG1 1.15Mbps～MPEG2 5.8Mbpsまでのエンコードに対応している。
受信機には、13GBのハードディスクを内蔵しているため、DVDレベルで7時間、VHSレベルでは19時間の映像の蓄積が可能だ。コンテンツは、有線ブロードネットワークス放送センター側から送信されたスケジュールに基づいて、繰り返し再生できる。端末の操作は、ビデオデッキのように簡単としている。
別途維持管理費用が必要で、基本使用料が3,000円／箇所（1台）／月、コンテンツ送信管理費150,000円／法人／月。コンテンツの送信費は、月額料金として、1GBまでのプランで8万円～。
すでに8月28日から株式会社すかいらーくより受注しており、ガストを中心としたすかいらーくグループ1,165店舗に2,000台を導入するという。すかいらーくグループでは、従来ビデオで配っていた社内教育の映像などを、ビデオオンデマンドで配信するほか、店内に設置して客向けにキャンペーン情報などを流すという。
販売台数は、月間1,000台を目指す。
(2000/8/29)
[Reported by junko@impress.co.jp / hiro@nakajima-gumi.net]