■URL
http://www.WindRiver.com/press/html/icesoft.html
http://www.icesoft.no/
組込機器向けのソリューションを提供している米Wind River Systemsは27日、携帯機器向けブラウザーを開発するノルウェーのICESoftを2,500万ドルの現金で買収したと発表した。
ICESoftが開発したWWWブラウザー「ICE Browser」はJavaで記述されており、XML1.0、HTML 4.0、JavaScript1.1などの標準規格をサポートしている。
この買収に伴い、ICESoftの共同創設者で開発チームのリーダーJeremy Cook氏はWind RiverのConsumer Business部門に入り、最近Wind Riverが発表したインターネット機器「Tornado for Internet Appliances」などの製品に向けてブラウザーを開発していく。Wind RiverではこのブラウザーをWebパッド、スクリーンフォン、デジタルTV、STBなどに組み込めるようにしていくという。
Wind Riverの社長兼CEO、Tom St.Dennis氏は「既に数百万、そしてすぐに数十億ものデバイスがインターネットにつながれるようになる。これらほとんどのデバイスはブラウザー機能を必要とするだろう」と述べて、この分野の将来性を指摘した。
(2000/8/29)
[Reported by taiga@scientist.com]