ドゥ・ハウスは、ECサイトへの集客支援を行なうサイト「ecHelp.net」を9月1日にオープンする。実際に商品を使っているユーザーの評価レポートを募集・掲載し、これを読んで購買意欲をかきたてられた消費者がECサイトにアクセスするのを促す。開始当初はまず、化粧品やパソコン関連製品など、多くのリアルユーザーが見込める商品を扱う。ECサイトは、1アイテムにつき月額9,800円でecHelp.netに展示・リンク可能。オープンから3カ月間は先着1,000アイテムにつき登録料が無料となる。
サイト開設時に掲載するレポートは、富士通が同社と共同で運営しているマーケティング/調査ネットワーク「iMiネット」の会員500人からあらかじめ募集した。その後、ecHelp.netを閲覧した一般消費者からの投稿も受け付けるほか、専門誌の編集者などによるレポートも検討している。レポートを投稿したり、実際にその人の書いたレポートからECサイトへのアクセスが発生した場合にはポイントを付与し、現金などと交換できる仕組みだ(12月1日より開始予定)。投稿されたレポートの選別にあたっては、公序良俗に反するものなどはカットするが、必ずしも商品の長所だけを紹介するもののみを掲載する方針ではないという。長所/短所両面を伝えることで、購入を検討している消費者に対してより多くの判断材料を提供していく考えだ。
(2000/8/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]