■URL
http://pr.mp3.com/pr/164.html
http://www.favemail.com/ee.sph/fm.class/mp3_consumer.html
米MP3.comは29日、電子メールマーケティング会社の米Expression Enginesと提携し、MP3.comユーザー向けの電子メールサービスを強化すると発表した。Expressionの電子メール拡張ツール「Favemail」を用いて、電子メール文書におすすめアーティストの宣伝を付加できるサービスを提供する。
Favemailは、プラグインソフトを利用して、ユーザーが作成したメール文書に自動的に任意のバナーを組み込んでHTMLメールとして送るというもの。プラグインはOutlook、Eudoraなど各種メールソフトに対応したものが用意されている。また、Favemailが提供する無料のWebメールを利用することも可能だ。今回の提携により、ユーザーは、おすすめするMP3.comアーティストなどのバナー付きメールを送ることができる。MP3.com上のソングリストには、「Promote this Artist with Favemail」のリンクが用意されており、そこから簡単にバナーを設定できるようになっている。なお、バナーをクリックすると、MP3.comのページに接続しストリーミングなどで音楽が聴けるというしくみになっており、MP3.comの料金還元プログラム「Payback for Playback Program」によってアーティストに委託手数料が支払われるようになっている。
MP3.comのMichael Robertson会長兼CEOは「数百万の潜在ユーザーに、最も普及しているコミュニケーションのプラットフォームである電子メールを通じて、MP3.comのアーチストのコンテンツを配信していく」と語っている。
(2000/8/30)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / okiyama@impress.co.jp]