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■URL
http://www.cybercash.co.jp/news/cyberpress/20000830.htm
企業向けの電子決済サービスを行なっているサイバーキャッシュ株式会社は、インターネット通販向けクレジットカード決済サービスを開始すると発表した。
サイバーキャッシュでは、すでに「セキュアクレジットカード・サービス」と呼ばれる通販向けのクレジットカード決済サービスを行なっているが、新サービスにより、店舗の規模などに応じて対応できるようになる。
新たなサービスは、中・小規模の決済向けの「BuySmart Web」と、大規模な店舗やモール向けの「BuySmart Mega」の2種類。「BuySmart Web」は10月より正式サービスを開始する。
「BuySmart Web」は、決済の場面になるとサイバーキャッシュのサーバーへリンクして処理をするため、店舗側にクレジットカードの情報は通さない。そのため、店舗にとってはカード情報管理のリスクが低減できるほか、レンタルサーバーでも利用できるメリットがある。なお、カード情報を入力するサイバーキャッシュのサーバー画面は、消費者に違和感を与えないように、カスタマイズすることも可能。料金は、初期登録料98,000円、月額基本料15,000円（1,000トランザクションを含む、超過25円／1トランザクション）、このほかに従量料金として、総売上の1%がかかる。来年の3月までに、700社の販売を目指す。
「BuySmart Mega」は、大規模な決済処理を行なう店舗やモール、ASP事業などを対象としているため、それぞれの環境に合わせてシステム構築をする必要がある。プロバイダーの月会費などの課金向けに、複数の決済要求を一括で受付できる“決済バッチ処理”なども可能。開発プラットフォームは、perl版、Java版、Windows版の3種類があり、OSはredhat Linuxにも対応しているのが特徴だ。また、ボーナス払いや国内独自ブランドなどクレジットカードの日本独自仕様対応している。決済は、店舗側のサーバーとサイバーキャッシュのサーバーの間を専用線もしくはISDN回線で接続し、決済専用回線で決済する。料金はオープンプライス。来年の3月までに、300社の販売を目指す。
(2000/9/5)
[Reported by junko@impress.co.jp]