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■URL
http://www.icann.org/announcements/icann-pr04sep00.htm
ドメイン管理機関のICANNは4日、米政府との契約を1年間延長し、2001年9月30日までとすると発表した。米商務省は1998年11月、ドメイン管理を民営化するとの政策に基づき、IANAを母体とする非営利組織のICANNと契約。契約の延長は、ICANNとその構成組織がドメイン管理の民営化を完了するために必要な措置であり、ICANNは8月30日の役員会でこれを承認している。
ICANNと商務省が1998年11月に交わした覚書では、両者は民営化を完了するために必要な一連の職務を共同で行なうことに同意していた。両者は当初、これらの職務を約2年間で達成し、今年9月30日には完了すると予測していた。ICANNは今年6月、米商務省に提出した経過報告書の中で、これらの多くは完了したものの、一部がまだ未完成と報告していた。
主な課題には、新しいトップレベルドメイン(TLDs)についての検討と設置、およびICANNへの登録者による役員の選出が含まれている。そのほか、ルート・ネームサーバーの増強、ICANNと「regional Internet Protocol address registries (RIRs)」との提携構築、国別TLDs(ccTLDs)の管理組織との安定した協定の成立などを課題として挙げている。
(2000/9/5)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]