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【調査結果】

2000年の年末商戦、オンライン小売は85%増――米調査会社調べ

■URL
http://gartner3.gartnerweb.com/public/static/aboutgg/pressrel/pr20000905a.html

 米Gartner Groupは5日、2000年末のホリデーシーズンにおけるオンライン小売りの総売上高が、全世界で195億ドルに達するとの調査報告を発表した。これは1999年同期の総売上高105億ドルに比べて85%増となる。オンライン小売店はこの事態に備えて、早めに準備を整えておく必要がるあるとGartnerは提言している。

 同社シニアアナリストのAstrid Van Dorst氏は「特に北米以外での、過去2年間におけるインターネット利用の爆発的成長により、多くの利用者がオンラインショッピングを利用するようになった」と指摘。さらに、アジアにおける西洋の商品への高い需要と、小売銀行やカード会社などの支援により、これら地域のオンライン売上が拡大すると分析している。

 Gartnerでは、年末商戦の売上において、1999年と同様に北米市場が世界全体の過半数(54.9%)のシェアを占めると予測している。一方、欧州やアジア市場は、世界全体の平均成長率85%を上回る90%超の成長を記録しシェアが拡大するとしている。また、日本やその他の地域では180%超の成長を遂げると予測している。

 昨年の年末商戦では、多くのオンライン小売店が多数の注文に対応できず、配送が遅れたり商品を届けることができないという問題が起きた。Gartnerのアナリストは、ユーザーと小売店の双方に対し、昨年の教訓を生かして今年の年末商戦に備えるよう忠告している。

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(2000/9/6)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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