有限会社ワック・ドット・コムとハイパーコンテンツ株式会社は、Webページの漢字に読み仮名を付けて表示するソフト「インターネット かな棒くん」を共同で開発、お試し版のダウンロード配布を開始した。
「インターネット かな棒くん」はインストールするとInternet Explorerのツールバーに収納されるブラウザーアクセサリーソフト。ボタンをクリックするだけでWebページの漢字に読み仮名をふって再表示する機能を持つ。読み仮名を変換した後は、漢字の上にルビを付ける「ふりがな」、文中の漢字の後ろにカッコ付きで読みを加える「かっこがき」、漢字をすべて平仮名に変換する「ひらがな」の中から表示形式を選択できる。ボタンをワンクリックするだけでほとんどの動作が可能で、子供にも使いやすいシンプルな作りだ。また読み仮名を振ったWebページをプリンターで印刷することもできる。
家庭や学校でのインターネット普及に伴い、今後小学生など低年齢のインターネットユーザーが増えると予想されているが、彼ら子供たちが漢字を含んだWebページの情報を活用できるように「インターネット かな棒くん」を開発したという。10月を目途に学校・教育関連企業への製品版提供を開始し、またファミリー向けポータルサイトなどと提携したダウンロード配布も行なっていく予定だ。現在はサイトから60日間有効のお試し版をダウンロードできる。
「インターネット かな棒くん」はWindows95/98・NT4.0(SP3)・2000に対応。インストールにはInternet Explorer5.0以上と、IME98かIME2000以上のいずれかが必要となる。
弊誌トップページを変換してみた。これが元の画面
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「ふりがな」の場合
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「かっこがき」の場合
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「ひらがな」の場合。一部カタカナも平仮名に
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(2000/9/7)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]