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■URL
http://pr.mp3.com/pr/169.html
米連邦地裁は6日、大手レコード会社の米Universal Music Groupと米MP3.comとの著作権侵害訴訟において、MP3.comが「Universalの管理する楽曲の著作権を故意に侵害した」と断定した。地裁はMP3.comに対し、著作権を侵害したCD1枚につき25,000ドルの損害賠償金を支払うよう命じた。MP3.comはこれを不服として控訴する方針だ。
My.MP3.comでは、購入したCDをオンラインで即座に聴ける「Instant Listening」サービスと、オンラインにCDのライブラリを作成できる「Beam-It」サービスを提供している。これらに対し、5大レコード会社を代表する米レコード協会 (RIAA)が2000年2月、著作権侵害に当たるとして提訴。米連邦地裁が4月、これら音楽の使用差し止めを命ずる判決を下していたが、MP3.comは5大レコード会社のうちUniversalを除く4社と和解している。
この判決を受け、MP3.comのMichael Robertson会長兼CEOは「購入したCDを、例えインターネット上であろうとも、それを聴く権利を誰もが持っていると確信する。地裁の判決は尊重するが、それには同意せず、控訴裁で争いたい」と語っている。
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(2000/9/7)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]