■URL
http://www.vinimaya.com/shopper.html
米Vinimaya社は11日、B2B分野の比較ショッピングサービス「ViniShopper」を開始したことを発表した。比較ショッピングとは、複数のショッピングサイトで販売している商品を横断的に検索し比較できるサービス。B2C分野では既に多数のサービスがあるが、Vinymaya社によるとB2B分野の比較ショッピングサービスは初めてという。
ViniShopperでは、多数のe-マーケットプレイス(電子取引所)、ベンダー、サプライヤー、オークションなどの情報をリアルタイムで比較できるという。ユーザーは、「Chemical「Computers & Electronics」「Computer Chips & Electronic Components」「Construction」「Industrial Equipment/Supplies」「Laboratory Equipment/Supplies」「Medical Equipment/Supplies」「Office Supplies」の分野を選んで検索し、価格やベンダー、スペックなどを比較できる。また、ユーザーがe-マーケットプレイスやサプライヤーを追加して検索することもできる。
Vinymaya社CEOのSomesh Nigam氏は、現在約1,500のB2BサイトがあるとするDeloitte Consulting社の調査結果を挙げ、「B2B市場は混乱している」とコメント。「調達価格の不透明性が商品の価格に10~40%反映されている」と、同社のサービスの重要性を示している。
(2000/9/12)
[Reported by masaka@impress.co.jp / taiga@scientist.com]