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韓国の通商産業省にあたる情報通信部が、8月末現在の広帯域インターネット加入者が220万人を超え、年末には300万人を超える見通しとのレポートを公表した。広帯域ネットの内訳としては、ADSLは103万人、LAN専用線は42万人、CATVは74万人、衛星は1万5千人となっている。このほかに加入待ちも各社合計で約70万人と報告されている。
また、韓国ネットワークインフォメーションセンター（KRNIC）のレポートによると、2000年1月時点ではCATVが20万人、ADSLが14万人、ISDNが10万人だったのに対し、7月末時点ではCATV61万人（300%）、ADSL111万人（792%）、ISDN17万人（170%）と、ADSLの普及が高速ネットの高い伸びの原動力となっている。
KRNICによると韓国内のインターネット全体の利用者数は、7月末現在で2,000万人弱となっており、8月末では2,000万人突破は確実と見られている。韓国の総人口が約4,500万人といわれているので、その半数近くがパソコンによるインターネットを利用していることになる。また韓国には「PC房」と呼ばれるインターネットカフェが多数あるので、これらの数字に表れてこない利用者を考えると、普及率は更に高くなる計算だ。
(2000/9/14)
[Reported by 小林 千寿]