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【業界動向】

米Privacy Foundation、個人情報収集手法「Web bugs」に関するガイドライン

■URL
http://www.privacyfoundation.org/release/story3.html

 米国のプライバシー保護団体Privacy Foundationは13日、Webサイトなどが利用している個人情報収集手法「Web bugs」について、ユーザーのプライバシー懸念を軽減するためのガイドラインを作成したと発表した。

 Web bugsとは、HTMLメールなどに埋め込まれたWeb画像などの気がつかないほどの小さな標識。この標識を使うと、ドキュメントを開くたびにWebへのアクセスが発生するため、ユーザーのドキュメント閲覧状況などがわかる。なお、これを使ってユーザー情報を無断で収集したとして、米玩具販売大手のToys"R"Usが訴えられている。

 Privacy Foundationは、Web bugsの濫用を防止するため、個人情報収集の目的で使用する際の5つのガイドラインを提案。これらは、「Web bugをアイコン化して容易に見つけられるようにすること」、「アイコンには設置した企業名を付けること」、「アイコンをクリックすることでWeb bugsがどのような個人情報を収集しているかといった情報がわかるようにすること」、「ユーザーがWeb bugによる情報収集を中断できるようにすること」、「子供向けのサイトや医療、金融関連のサイトなどでは使用を禁止すること」の5項目。

 同団体はこのガイドラインを、ワシントンDCで開かれているGlobal Privacy Summitで発表。また、同団体は9月8日、このガイドラインのレビューに向け、主要インターネット広告会社や電子メールを使ったマーケッティング会社、米連邦取引委員会(FTC)、インターネットの政策機関など、40組織に送付している。

(2000/9/14)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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