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■URL
http://www.ntt-west.co.jp/news/0009/000918.html
NTT西日本は19日より、iモードなどのインターネット携帯電話端末から企業の社内イントラネットを利用するための製品「モバイル・イントラネット」を発売する。販売地域はNTT西日本管轄地域（富山県・岐阜県・静岡県以西の30府県）。
製品は、メールサーバー用ゲートウェイの「TypeA」、iモード対応グループウェア「TypeB」、TypeBに連動機能などを追加した「TypeC」の3種類。TypeAはiモードとWAPに対応し、TypeBとTypeCはiモード専用。いずれも、SSLによる暗号化通信や端末IDによる認証を採用している。
TypeAは、IMAP4対応のメールサーバーに携帯端末からアクセスするためのWebメールのシステム。フィルタリング機能などを備える。ゲートウェイソフト（20ライセンス）とLinuxサーバー、ルーター、UPSなどから構成し、標準販売価格750,000円。
TypeBは、iモード対応グループウェア。スケジュール、会議室などの施設予約、掲示板、メールなどを利用できる。グループウェアソフト（20ライセンス）とLinuxサーバー、ルーター、UPSなどから構成し、標準販売価格600,000円。
TypeCは、TypeBにグループウェアの連動機能や、データベース（DB）構築機能などを追加した製品。グループウェアの連動機能は、施設予約と同時に各自のスケジュールに自動的に入力する、といったことを可能にする機能。また、DB構築機能を使うと、iモード端末から調査データを入力し、サーバー側でリアルタイムに集計する、といったデータ入力フォームを、HTMLやDBの知識なしに作成できるという。DB構築ソフト込みのグループウェアソフト（15ライセンス）とLinuxサーバー、ルーター、UPSなどから構成し、標準販売価格650,000円。
なお、「モバイル・イントラネット」は、公衆サービスから専用線のようなセキュリティを確保しイントラネットやエクストラネットを利用できるようにすためのパッケージ製品群「まるde専用線」シリーズの一環。
(2000/9/18)
[Reported by masaka@impress.co.jp]