■URL
http://www.ainetgroup.com/
アイネットグループ株式会社は、住宅・医療分野のマッチングサイト「AI-Netサービスファインダーシステム」を10月1日より開設すると発表した。
このサイトは「生活者が必要とするサービスや情報を、AIとインターネットを利用して比較検討、マッチングができる」ことを特色とする。住宅では類似案件データベースや建築過程データベース、医療では類似症状データベースや臨床例データベースなど、各種データベースから会員の希望する条件に合ったものを探し出してユーザーに提案し、そこから該当情報・サービスを提供する企業へ橋渡しすることが主な目的となる。同社代表取締役社長の中川和人氏は「Webサイトの検索では一方通行の情報しか得られなかったが、この方法で生活者と各種機関の双方向の情報提供が可能になる」と述べている。
10月1日からはまず住宅・医療分野でサービスを開始するが、順次拡大し、ゆくゆくは生活全般の総合情報サイトを目指す。サービス自体は有料で、「基本機能は電話料金と合わせて負担にならない程度の額で提供する」(同社幹部)予定という。
サイトの収益は利用会員からの会費と、情報・サービスを提供する加盟企業からの加盟費収入、また広告費などから得る予定で、初年度は約33億円の売上を見込んでいる。初年度の会員数目標は約2万人、加盟企業目標は400社としている。またこのサイトのサービスでビジネスモデル特許を出願しているほか、2002年3月には株式公開も予定しているという。
(2000/9/19)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]