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【新サービス】

日本UIS、静止画保存も可能なストリーミング配信を開始

■URL
http://www.uis.co.jp/news/str.html (日本ユニシス情報システム)
http://www.seeitfirst.com/ (米SeeItFirst社)

サンプル画面  日本ユニシス情報システム株式会社(以下日本UIS)は米国SeeItFirst社と提携し、ストリーミング配信サービスを10月1日より開始する。

 サービス名は「高機能ストリーミング・ビデオ・サービス」で、SeeItFirst社の開発したストリーミング用フォーマット「Sif」方式を用いたものとなる。
 動画再生ソフトを組み込んだ独自ブラウザーを使用し、動画配信中に一時停止やコマ送り・コマ戻しなどの操作を可能とした。また必要なコマを高画質静止画像としてキャプチャーし、拡大や保存、印刷といった加工を加えられる機能を持つ。動画の進行に合わせてブラウザー内のHTML情報を変更したり、ブラウザー画面と商品バスケットを連動させるなどの機能も可能で、56kbpsの低速回線でも問題なく動作するとしている。動画再生ソフトはWindowsMediaPlayer、RealPlayer、Quicktimeに対応している。

 日本UISでは動画素材のエンコーディングからホスティングまでを一括して行ない、コマーシャルや通信販売、沿革教育といった分野に向けて、このサービスの適用を図る。日本ではマイクロソフトと協力し、WindowsMediaPlayerを中心とした展開を行なっていく。またライブ中継のホスティングを行なう「インターネット・ライブ・ホスティング・サービス」や、オンデマンド配信の「ビデオ・オン・デマンド・サービス」も合わせて提供する構えだ。
 「高機能ストリーミング・ビデオ・サービス」の料金は、30秒のストリーミング番組の場合でエンコード料金が10万円、ホスティング料金が月額4万8,000円となる。日本UISは今後3年間で約30億円の売上を見込んでいるという。

(2000/9/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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