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【業界動向】

世界3大携帯電話メーカー、位置情報システムの相互運用を推進

■URL
http://press.nokia.com/PM/791335.html
http://www.Ericsson.com/pressroom/20000926-0074.html

 世界3大携帯電話メーカーであるスウェーデンのEricsson・米Motorola・フィンランドのNokiaが、それぞれの無線位置情報システムの間で相互運用性を確立するためのフォーラム「Location Interoperability Forum (LIF)」を設立した。LIF勧告に基づく最初のシステムは、2001年初頭にも登場する見込みで、2Gおよび3Gの双方に対応するものになるという。

 位置情報サービスは、携帯機器ユーザーが地理的な場所に応じたサービスを受けられるようにするもの。たとえば、近くにあるレストランのメニューをWAP携帯電話で見たり、付近にいる友人を見つけたりといったサービスが可能になる。しかし、現在、世界には多くの無線位置情報システムがあり、相互運用性に欠けている。

 LIFの目的は、情報提供や電子商取引などに使える、共通の位置情報システムを確立すること。システムの策定、開発、普及を推進し、実装されたシステムの相互運用性を試験していく。

(2000/9/27)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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