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http://www.liquidaudio.com/company/press/archive/09_28_00.html
デジタル音楽配信技術の米Liquid Audioは28日、音楽データの圧縮技術について、4件の米国特許を取得したと発表した。特許番号は「#6,125,348」「#6,028,541」「#6,118,392」「#6,043,763」。これらの特許は、オリジナル録音と同等の音質を維持しながら、インターネットでの配信向けに音楽を圧縮できる技術に関するもの。
同社によると、MP3やAACといった圧縮技術では音楽データの一部が失われてしまうのに対し、Liquid Audioの技術では、オリジナルと同等の音質で圧縮可能だという。さらに、他の技術と比べて圧縮率が高く、データの保存や伝送のコストを削減できるという。
これらの特許取得について、同社のCTOを務めるPhilip Wiser氏は「デジタル音楽のパイオニアとして、当社は革新的な技術の研究開発に投資してきた。これらの技術は、レコード会社やアーチスト、放送事業者といったパートナーに使用されている」と語っている。
(2000/9/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]