■URL
http://www.akamai.com/html/nr/press/press168.html
コンテンツ配信サービスの米Akamai Technologiesは、デジタル著作権管理(DRM)サービスの米Reciprocalと提携し、デジタルコンテンツにDRM機能を組み込んだ配信サービス「Digital Parcel Service(DPS)」を提供すると発表した。
Digital Parcel Serviceでは、Akamaiのコンテンツ配信技術とReciprocalのDRMサービスを組み合わせることで、コンテンツ事業者が著作権を保護したコンテンツを販売したり配信したりできるようになる。この提携により、AkamaiはReciprocalのDRMサービスを再販する初の販売業者となる。
Akamaiは、同社の世界的なネットワークと「EdgeAdvantage」プラットフォームを活用してDPSソリューションを提供していく。このサービスにより、コンテンツ事業者が加入型サービスやpay-per-useといった新たなビジネスモデルを提供可能になるとしている。 同サービスの最初のバージョンでは、配信を行なう「Digital Distribution」や、著作物のクリアリングを行なう「Content Preparation」などの機能を提供する予定。サービスの開始時期は、2000年第4四半期を予定している。
(2000/10/2)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]