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【新サービス】

Q&AサービスのKスクエア、「CtoB」も狙い機能を大幅強化

■URL
http://www.ksquare.co.jp/

 株式会社リアルコミュニケーションズによるQ&Aコミュニティーサービス「Kスクエア」は、10月2日より機能を大幅に強化する。

 Kスクエアは、Q&Aコミュニティサービスとよばれるものの一つで、専門的な知識を持つ「エキスパート」へユーザーから質問できるというもの。質問にあたってポイント(換金可能)がやりとりされるのが特徴で、知識を売買できるサイトといえる。

 新しくできるコーナーの一つは「知恵工房」。これは、有志がリーダーとなって自分のやりたいテーマを届け出し、プロジェクトを組んでオンラインで議論・情報共有を行ない、一つのパッケージとして形あるものを作り上げるというもの。知恵工房で制作された「作品」は、Kスクエア上での販売や、紙媒体での出版などにつなげる。また、特定の情報を欲する企業スポンサーともつないでいく。Kスクエアでは、これを「リナックス発想による情報コンテンツ開発」と位置づけている。

 また、新コーナー「知恵ギャラリー」は、知恵工房での作品など、ユーザーが制作した作品を展示・販売する場。Kスクエアの審査を受ければ自由に出品が可能で、無料または課金機能による有料の販売ができる。

 そのほかの新機能としては、KスクエアのCTI機能により、ユーザーがサイト上の電話マークをクリックすることによって、(電話番号を公開することなしに)ユーザーからエキスパートに電話で質問できる機能を追加。また、いままでのQ&Aアーカイブを自然言語により検索できるような機能も容易する。

 今後の計画としては、企業向けに「Kスクエア for イントラネット」ビジネスも展開していく予定。これは社内専用のKスクエアともいうべきもので、たとえば伝票に関する質問など、社内の手続きに関するQ&Aを社内でやりとりできるようにするもので、これにより手続きに関する詳細なマニュアルを用意する必要がなくなるという。

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(2000/10/2)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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