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株式会社アクセスは、家庭用ゲーム機やメール端末などパソコン以外のインターネット対応情報端末向けポータルサイト「Gaburi」を開設した。これはドリームキャスト向けに6月より開設していたサイトを対応機器を拡大し、リニューアルしたもの。
Gabiriの特徴は、従来パソコン画面用に設定されたコンテンツを各端末に適した形に変換し、提供する点だ。人気サイトといわれる講談社の「Web現代」や地図検索の「マピオン」、地域コミュニティサイト「ご近所さんを探せ」など計47サイトが登録されており、iモードやメール端末のほか、WebTVなどのセットトップボックスやNINTENDO 64などのインターネット端末で閲覧できる。今後はJ-skyやEZwebへも順次対応していくという。
また、コンテンツとコミュニティを連動させた新コンセプトPIM「FunSee(仮称)」を今年度中に提供する予定だ。例えば、スケジュール表の空いた日時にテレビ番組表の予定を組み込んだり、同じ趣味を持つ他人のスケジュールを自分のスケジュール帳で表示するといったことができる。アクセスでは「サイト間の垣根を越えたインターフェイスを実現するもの」とし、期待を寄せている。
アクセスのNon-PC向けブラウザーにおける圧倒的なシェアの強みとブラウザーへのGabiriのバンドルなどの集客戦略を活かして、2002年3月までに150万人、2003年3月までに500万人の会員獲得を目指していく。
(2000/10/11)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]