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■URL
http://www.merchantonline.com/
米国の消費者はインターネットからの商品注文よりも、オーソドックスな電話や郵便を使った注文に強い安心感を抱く。こんな調査結果が発表された。
調査を行なったのは米国のMarchantOnline社。安全を考慮したオンライン決済技術を提供している企業だ。同社が米Brusukin Research社と共同で、今年9月に約1,000人を対象に行なった(うち有効回答は約400件）“オンラインでの商品購入と電子署名法について”の調査で得た結果となる。
調査によると、クレジットカードを利用した注文の場合「電話での注文を選ぶ」という人が約61％。「インターネットでの注文を選ぶ」人(約20％)に比べ、3倍以上の人が電話での注文を信頼する形となる。また郵便と比べた場合、郵便での注文を選ぶ人は55％で、インターネットを選ぶ人（28％）のほぼ2倍となっている。
さらにオンラインでクレジットカードを使う場合、約4割(39％)の人がクレジットカード詐欺や企業による不正使用などが起こることを恐れている。また5人に1人（22％）が、クレジットカード情報を詐欺などで不正に使われた経験があるという。
MarchantOnlineのCEOであるTarek Krischen氏は、この結果を受けて「オンラインで何かを購入しようという場合、人々はカード情報や個人情報が流出して悪用されることを心から心配する。人々がオンラインで買い物しようという気持ちを持つためには、電子商取引法などで法的およびシステム的に保護されていると教育する必要がある」と述べている。
(2000/10/11)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]