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テクノバンク株式会社は、アンケートに回答すると賞金の懸かったスポーツの勝敗予想ゲームに参加できる一風変わったマーケティングサイト「5050jp」をプレオープンした。正式オープンは2001年4月を予定。
勝敗予想イベントに参加するには、「eチップ」というゲーム参加券が必要だ。これは無料会員登録やアンケートに回答するごとにもらえる。「eチップ」1枚で勝敗予想イベントに1回投票でき、予想が当たると賞金が手に入る。つまりアンケートに答えれば答えるほど、ゲームへの参加回数が増え、当たる確率も高くなる。
現在、テクノバンクでは賞金総額1,000万円の「プロ野球日本シリーズ」の勝敗予想イベントを開催中だ。このイベントでは、例えば「第1戦はダイエーが2点差以上で勝つ」のように何勝何敗およびどのようなスコアで優勝するかを予想する。会員登録のほかに、アンケートが5つ用意されているのですべてのアンケートに答えると6回投票チャンスが巡ってくる。ちなみにアンケートは携帯電話の利用や趣味嗜好などライフスタイルに関わるもので、回答数は12問。賞金獲得者の決定は、イベント間近の結果予想の場合データが多い分有利という不公平さを解消するために、抽選順でなく投票受付時間の先着順となっている。なお、投票した段階で自分が何番目かを知らせる確認メールが届くので、賞金獲得の見込みがないと思ったら人気のないところへ鞍替えするなど「頭脳プレイ」も可能だ。
一方、この確認メールはオプトインメールとしても活用される。そのため、スポンサー企業は、配信広告の開封率が上昇するほか、詳細な個人情報をもとに的確なターゲットの絞り込みが可能となる。
テクノバンクでは、11月には大相撲九州場所の優勝力士などの予想イベントを開催するほか、本格オープンとなる4月からは毎日イベントを行なっていくとしている。また、現在までの会員数は1万人を超えており、年内に10万人、4月には少なくとも20万人獲得を目指す。そのほかiモードへの対応も行なう予定だ。
(2000/10/12)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]