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【業界動向】

国際新聞通信委員会、ニュース配信用の言語「NewsML 1.0」を正式承認

■URL
http://www.iptc.org/IPTCNewsMLPR.htm

 世界のメディア企業50社以上が参加する「国際新聞通信委員会(IPTC)」は11日、XMLをベースとするマルチメディアニュース配信用の言語「NewsML 1.0」を正式に承認したと発表した。

 同団体は7月、NewsMLを採択することで合意し、これまでベータ試験を実施してきた。今回、アムステルダムで開かれた秋の会合において、NewsML 1.0のデータ型定義(DTD:Document Type Definition)が正式にリリースされ、全員一致で承認された。

 NewsMLは、マルチメディアニュースの作成、保存、配信を可能にするXMLベースの言語。その中核となるのは「NewsItem」という概念で、文章や写真、画像、動画など、さまざまな形式のメディアを含んだニュースを取り扱うことが可能となる。

 現在、IPTCのサイトで、最新版のDTDや機能仕様などが公開されている。既に、BusinessWireやPress Association、Reuters、WSJ.comなどがNewsMLの採用を表明している。

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(2000/10/12)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp