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■URL
http://www.riaa.com/PR_Story.cfm?id=341
米レコード協会(RIAA)は12日、インターネットにおけるデジタル音楽の不正コピー防止に向けて、デジタル音楽の識別システムを開発するプロジェクトを開始したと発表した。
全世界のデジタル音楽への採用を目指した識別システムで、既に利用されているシステムをベースに開発する。これにより、インターネットを通じたデジタル音楽の配信を容易にし、成長を加速するとしている。
このプロジェクトでは、まず録音物に対する新しい識別システムに向けて要求条項を規定する。「ISRC(International Standard Recording Code)」といった既存の識別システムとの互換性も確保する。新システムは、既存の商慣行をベースとした実用的なものとなる予定で、将来のオンライン音楽販売に不可欠な販売やライセンス、追跡などの機能に対応する。
全世界での採用を目指すため、RIAAは国際レコード・ビデオ製作者連盟(IFPI)や日本レコード協会(RIAJ)といった業界団体や参加企業と協力していく。プロジェクトの運営では、RIAAは認識システムや情報管理の設計・開発技術を持つ英国のコンサルタント会社Rightscomと契約したことを明らかにした。
(2000/10/13)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]