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■URL
http://www.excite.co.jp/freelane/
エキサイト 代表取締役GM 山村幸広氏 |
エキサイトは無料ISPサービス「Free Lane」を18日より開始する。米Exciteでは無料ISPサービスを今年1月から行なっており、すでにユーザーを100万人獲得している。その実績を踏まえ、新規会員の獲得と既存会員へのサービスの向上を目指す。インフラ部分は広告付無料ISPサービスを提供しているオーリック・ウェブ・ジャパンが行なう。検索ポータルサイトによる無料ISPサービスは日本では初めての試みだ。なお、11月からはウーマン・エキサイトでも同様のサービスを開始する。
「FreeLane」に入会するにはホームページから専用の登録ソフトウェアをダウンロードして登録する。サインアップするとユーザーIDとパスワードが発行され、すぐにインターネット接続及びエキサイトのサービス(無料メール、オークション等)の利用が可能になる。既存のユーザーはすでに取得しているIDとパスワードで無料ISPサービスを受けられる。アクセスポイントは東京(03)・大阪(06)・京都(075)・名古屋(052)の4箇所で年末までに全国35箇所に増設する。通信速度はアナログ回線が56kbps、ISDNは64kbps。なお、専用ソフトはWindows対応版のみで、Macintosh版は現在開発中とのこと。
また、「FreeLane」会員向けのスタートページサービス「Co-Brand」も開始する。これはブラウザーを立ち上げた際のスタートページでエキサイトと、エキサイトが提携する企業のサービス情報を提供するというもの。10月30日からスタートするファミマ・ドット・コムを初め、ソフマップ、全日空と協力して行なう。エキサイトではこうしたコンテンツの充実とポータルサイトの強みを生かし、既存の無料ISPサービスとの差別化を図る構えだ。
(2000/10/17)
[Reported by tanimoto@impress.co.jp]