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【調査】

無料ISPの利用者は約2割、もっとも使われているのはLivedoor

■URL
http://www.myvoice.co.jp/

 無料接続プロバイダーを使いたいと思っている人は約4割、実際に利用している人は2割という調査結果が発表された。
 これはインターネットコミュニティを運営するマイボイスコム株式会社の調査によるものだ。同社が10月初旬に行なった「無料プロバイダー」についてのアンケートに、6,225名(うち男性42%、女性が58%)からの回答が寄せられ、これを集計した結果となる。

 調査によると、無料接続プロバイダー(以下無料ISP)を現在利用中の人は18%にのぼる。利用している無料ISPは1位がLivedoor、2位がShes.net、3位がZEROで、4位以下にはFreecomや、ZEROへの吸収が決定しているValue.netなどが登場している。また、これから利用したいと考えている人は38%で、利用したくない人は12%、残りは「わからない」という。
 一方、無料ISPについて不安を感じる点として、「サービス内容(回線速度など)の品質や機能」(25%)、「個人情報などのセキュリティ対策」(23%)、「倒産等による提供サービスの継続性」(13%)などが上げられ、サービスのクオリティは安定している昨今の有料ISPとは異なった面が見られる。また「無料ISPが利用できれば、有料ISPは解約するか?」という質問には、45%が「併用する」と答え、「解約する」のは17%に留まった。

 マイボイスコムは、この結果を「ISPの接続料金より、NTTの料金のほうが問題という意見が増えている。また無料ISPのサービスはアクセスポイントが少ないといった制約が多く、メインのISPの補助としての利用が一般的なようだ」と分析している。

(2000/10/19)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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