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向かって右からLiddell氏、吉田氏
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Level 3は1997年創業、現在、世界48ヵ所にゲートウェイを持つ通信インフラプロバイダー。全米150都市、世界21都市を結ぶIPネットワークを持ち、大西洋間に1.28テラビットの横断ケーブルを敷設するなど、大容量かつ拡張性の高いネットワーク設備を提供することで知られている。同社がこれまで回線敷設などの設備投資に使った費用は、1兆5,000億円に及ぶという。
東京ゲートウェイのコロケーションルーム
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日本ではコロケーション(ルーターやサーバーを収容して高速回線と接続し、安定かつ信用性の高い運用を提供する)や、大都市間・国際間の専用線サービス、同一ゲートウェイ内でのデータ伝送料金を割引する「クロスロード」、ISP向けのアウトソーシングサービス「コネクトモデル」などのサービスを提供する。
レベルスリーの強みは、大容量回線や設備を一括導入することで全体のコストダウンを可能にし、他企業に従来より低価格でサービスを提供できる点だという。日本では「これまでより60%のコストで提供可能」(レベルスリー代表取締役社長・古田興司氏)としており、ISPやコンテンツプロバイダーなど、IPネットワークベースの事業を行なっている企業への導入を図っていく。都心の港区にゲートウェイを構築したのも「インターネット企業が多く、また緊急時にエンジニアがすぐ対応できるから」だという。
香港の管理センター
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また東京ゲートウェイが開設したことで「Level 3を利用している欧米顧客企業の日本進出の契機にもなるだろう」(Level 3 Asia・CEOのSteve Liddell氏)との予測も登場した。
(2000/10/20)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]