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■URL
http://www.psi-domains.com (国際調達情報)
http://www.networksolutions.com/promotions/offers/multilingual/
http://www.icann.org/registrars/accredited-list.html (ICANNのレジストラリスト)
株式会社国際調達情報(PSI-Japan)は、「.com」「.net」「.org」の多言語ドメイン登録に関する技術的なテストを終えたことを明らかにした。ただし、実際の登録受付スケジュールについては未定とのこと。
多言語ドメイン登録については、米Network Solutions社(NSI)のドメイン管理(レジストリ)部門がドメイン管理システムの多言語化に対応し、ICANNが認定した60社以上のドメイン登録サービス業者(レジストラ)を通じてテストを行なうと発表している。多言語ドメインは、当初、日本語、中国語、韓国語の3カ国語に対応し、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語にも順次対応していく予定だ。
PSI-Japanでは、10月17日にNSIのレジストリ部門「VeriSign Global Registry Services」より、技術テスト通過の連絡を受けた。PSI-Japan代表取締役のRobert F.Connelly氏(写真)によれば、企業名は明らかではないが、日本国外の2社がすでにテストを開始しているという。また、同社では、登録受付を前に、多言語によるドメイン名が各種WWWブラウザーを通るかテストできるサイトを立ち上げてユーザーに公開するとのこと。
技術テストは、10月下旬まで実施され、その後、周知・準備期間を経て各レジストラが多言語ドメインの受付を開始する予定だ。しかし、登録開始時期はレジストリであるNSIの指示待ちであるため、具体的なスケジュールは決定していない。
なお、PSI-Japanとともに、日本国内でレジストラの認定を受けているインターキュー株式会社は、多言語ドメイン登録サービスを提供する予定であるが、具体的な日程はNSI次第としている。
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(2000/10/20)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]