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■URL
http://www.nifty.com/corp/release/20001023.htm
ニフティは23日、全米第2位の会員数を持つISPであるEathLinkと、広範囲な事業提携へ向けて共同プロジェクトを発足することで合意したと発表した。両ISP会員に対して日米におけるローミングサービスを提供するほか、それぞれ提供しているコンテンツやECサービスを相互開放する。
具体的な提携内容やスケジュールはこれから検討するが、まず年内にも「ダイレクト・フリー・ローミング」を開始する予定だ。これにより、@niftyの会員は、@niftyの料金内でEathLinkのアクセスポイントが利用できるようになる。さらに、@nifty会員がEathLinkのコンテンツやオンラインショップを利用できるようにするなどのサービスも検討するが、具体的にどのコンテンツを提供するかは未定だ。
ニフティではEathLinkのほか、香港最大の「Netvigator」、シンガポール最大の「SingNet」、韓国の「Unitel」、ヨーロッパ最大のドイツ「T-Online」、南米最大のブラジル「UOL」と事業提携することで合意しており、SingNetについてはすでにローミングサービスを開始している。今後は、ニフティと各ISP間だけでなく、ニフティとの提携に合意した各ISP間でローミングサービスを利用できるようにしていく考えだ。
(2000/10/23)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]