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■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2000NEWS/0010/1023.html
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は23日、ICカードを使った「インターネット認証・決済プラットフォームサービス(認証決済PFサービス)」を2001年6月より提供する予定だと発表した。インターネットを利用した金融、ショッピング、自治体などのサービスに導入することで、企業と消費者の間でセキュリティの高い認証・決済機能が低コストで実現できるという。
認証決済PFサービスでは、消費者にNTT Comの発行するICカードとパソコン用のICカードリーダーを配布。サービスを利用する際にICカードとパスワードにより本人かどうかを認証した後、IP-VPN技術により暗号化された通信を確立する仕組みだ。決済手段については、銀行やクレジットカード会社と提携して提供する。すでに、みずほフィナンシャルグループ、さくら銀行、東京三菱銀行、ジェーシービー、住友クレジットサービスなどのほか、ぴあ、日本交通公社、大日本印刷など17社が提携ICカードの発行を計画している。
認証決済PFサービスの料金は、これを利用する企業から認証料や決済手数料の形で徴収する。一方、消費者に配布するICカードやカードリーダーの料金については検討中だ。今後は、新規のOCN加入とパソコン、カードリーダーをセットにしたパック商品を計画しているほか、セットトップボックスやゲーム機、パソコン以外のネット端末への対応も進めていく考えだ。
(2000/10/23)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]