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■URL
http://www.cilab.co.jp/ (CILAB)
コンピュータ・イメージ研究所（CILAB）は24日、20人まで同時参加可能なサッカーゲームのオンライン対戦サービスを12月に開始すると発表した。同社が8月に提携した韓国のゲームソフト会社、アダムソフト社が開発した「クレイジーサッカー（仮称）」を日本向けに提供する。
クレイジーサッカーは、俯瞰視点表示による2Dタイプのゲーム。コミック風のキャラクターを操りながら、サッカーのルールを無視した“何でもあり”の試合が楽しめるのが特徴だ。すでに韓国では10月はじめよりサービスを提供しており、3万人のユーザーがあるという。
CILABでは、サービス開始から3カ月間は試験期間として無料で提供する。国内企業との提携によりユーザーの拡大を図るほか、韓国に比べて通信環境の悪い日本での利用状況を検証する考えだ。本来は20人まで同時参加可能だが、日本のダイヤルアップ環境では、10人（5人対5人）程度になるのではないかとしている。なお、ゲーム内のサッカー上に広告を掲出して収益を得るビジネスモデルも検討している。
さらにアダムソフトでは、3Dタイプの「サイバーカップ（仮称）」の開発も進めており、2001年8月にもオンライン対戦サービスを開始する。ユーザーの育成した選手を試合に出場させることが可能で、選手自身の視点でもプレイできるという。また、2002年に開催されるサッカーのワールドカップに合わせ、サイバーカップによる日韓共催のゲーム大会も開催する計画だ。
(2000/10/24)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]