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【集中企画】

この秋はインターネットでシネマ漬けになろう!

 最近は新作映画の公式サイトが開設されるのは当然。試写会プレゼントや予告編上演など、コンテンツが充実したサイトも増えてきた。というわけで今年の秋はネットを上手に活用しつつ、シネマ三昧してみよう。

 

●秋の新作の公式サイト


 洋画・邦画を問わず、この秋公開作品の注目サイトを一挙に紹介しよう。

■チャーリーズエンジェル
http://www.charliesangels-jp.com/

 70年代の大人気TVドラマシリーズがキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューという豪華キャストで復活。日本語予告編のほか、このサイトでしか見られないアメリカ版の予告編もあるゾ。

■X-MEN
http://www.foxjapan.com/movies/x-men/phase2/index.html
http://www.x-men.com/(英語ページ)

 コミックの世界から生まれたSFヒーロー映画の登場だ。20世紀フォックスのサイトではロールプレイング形式のクイズあり。英語版のページは少し重たいがデザインがとても凝っている。

■五条霊戦記
http://www.go-joe.net/

 源義経と武蔵坊弁慶の対決を描いた作品。義経を演じるのは今が旬の役者と言える浅野忠信。このサイトのFlashムービーはとてもよくできている。劇場用パンフレットには付属のCD-ROMがあり、高品質ムービーをゲットできる。

■U-571
http://www.u571.net/

 第2次世界大戦下、独軍の潜水艦U-571に乗り込んだ米兵が遭遇する過酷な戦いを描く。カルトな軍事クイズと潜水艦のミニゲームがあり、ミニゲームは潜水艦に乗ってタイミングを合わせて魚雷を発射し敵艦を沈めるというゲーム。単純だけどハマります。

■インビジブル
http://www.invisible-jp.com/

 透明人間となった科学者の暴走を描くポール・バーホーベンの最新作。予告編や監督とエリザベス・シュー来日記者会見の模様が見られるほか、透明人間をテーマにしたゲームコンテストを開催。賞品はVAIOノートとCLIE。締切は10/25。

■ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々
http://www.uipjapan.com/klumps/

 全員エディー・マーフィーのあの映画のパート2のサイト。全米No.1を獲得したジャネット・ジャクソンの「DOESN'T REALLY MATTER」など、サウンドトラックの一部が視聴できる。

■スペース カウボーイ
http://spacecowboy-jp.com/

 クリント・イーストウッド製作・監督・主演の映画。宇宙を舞台に、ヒーローになりそこねた男たちが失った夢に向かって再び挑戦する姿を描く、大人向けのエンターテインメント。サイトではNASAの歴史なども勉強できる。

■シャフト
http://www.uipjapan.com/shaft/synopsis.html

 サミュエル・L・ジャクソン演じるタフでクールな刑事、ジョン・シャフトが活躍する黒人ヒーロー映画。予告編を観るにはQuickTime4とWindows Media Playerが必要。

■漂流街
http://www.hyoryugai.com/

 三池崇史監督最新作のアクション映画。及川光博、吉川晃司といった個性的な出演陣にも興味をそそられる作品。なかなかオシャレな壁紙あり。三池ファンはさっそくダウンロードしよう。

■新・仁義なき戦い
http://www.toei-video.co.jp/data/jingi/index.html

 '70年代の日本ヤクザ映画の傑作が「どついたるねん」、「傷だらけの天使」の阪本順治監督の手によって蘇る。2分間にわたる迫力ある予告編あり。

 

●映画ポータルサイト


 ネットで映画情報を調べるならポータルに行くのが一番。これさえあれば雑誌要らずだ。

■@CHINEMACAFE.NET
http://www.cinemacafe.net/

 言わずと知れた超メジャー映画サイト。レビューの数も豊富で参考になる。メルマガの「CINEMA DE CINEMA」が有名。

■ISIZE MOVIE
http://www.isize.com/movie/

 予告編ムービーが豊富。レビューは月並み。特色は読者参加型の「この映画を見に行くか?」というリアルタイム投票だ。その作品に対する期待度がわかる。

■イチオシムービーガイド シネマ・ネコ
http://www.ichioshi.net/movie/

 劇場別一覧、公開日別一覧などがあり、ふらりと映画を観たい時などに便利。

■CINEMA NOW
http://eee.eplus.co.jp/cinema/

 全国の53地域の映画情報が掲載されている。

■ミニパラ
http://www.minipara.com/index.html

 ミニシアター系の映画専門サイト。オリジナルのイラストがいい味出してます。

 

●映画祭関係


 今年も世界の映画作品が渋谷に集合するシーズンがやってきた。人気・注目度が高い作品の前売りはすでに完売しているけど、まだまだチケットが間に合う作品もあるぞ。また、地方で開催される映画祭情報も要チェックだ。

■国際映画祭への扉
http://www.jpnfilm.com/

 国内・海外の映画祭や映画賞サイトの検索サイト。3カ月先までの開催情報やコンペティション情報などが載っている。バビロン英和辞書や世界地図にもリンクが貼ってある親切なページ。

■@ぴあ
http://www.pia.co.jp/hot_cinema/tiff/

 東京国際映画祭・東京国際ファンタスティク映画祭、香港映画祭の上映スケジュールがわかる。ぴあ取り扱い分のチケットの空席状況も一目瞭然。ネットからチケット購入ができる。

■東京国際映画祭
http://www.tokyo-filmfest.or.jp/index.html

 (2000年10.28~11.5)東京都・渋谷のBunkamuraをメインに開催。上映作品をプルダウン方式で選ぶのがちょっと面倒。今年は香港映画やブラジル、メキシコなどラテン・アメリカの作品が注目を集めそうだ。

■東京国際ファンタスティック映画祭
http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

 (2000年10.27~11.3)東京都・渋谷パンテオンで開催。上映作品、チケット販売状況などがわかるほか、映画祭の予告編も観られる。試写会情報などもあるので、最新情報はコマメにチェックしよう。

■しまね映画祭
http://www.civichall.pref.shimane.jp/eigasai/

 (2000年9.9~11.26)島根県・島根県民会館などで開催。上映作品紹介、スケジュール、開催場案内など。

■神戸100年映画祭
http://www.jin.ne.jp/kobe/kff100/

 (2000年11.2~11.23)兵庫県・MOVIX六甲などで開催。上映作品紹介、スケジュール、開催場案内、目的や過去の歴史など。

■宝塚映画祭
http://takaraz-eigasai.hoops.ne.jp/

 (2000年11.3~11.10)兵庫県・宝塚ソリオホールで開催。宝塚映画製作所(現宝塚映像)や地中海映画祭で上映された作品、新人作家の作品を上映する映画祭。

■小津安二郎記念・蓼科高原映画祭
http://www.tateshinakougen.gr.jp/ozu.html

 (2000年11.10~11.12)長野県・ちの新星劇場などで開催。上映作品紹介、スケジュール、開催場案内などを掲載。

 

●予告編が見られるサイト


 映画の予告編は本編とはまた違った魅力があるもの。インターネットを使えば見逃してしまった予告編やネットでしか見られない貴重な映像がゲットできるのだ。

■予告編大画像
http://www.d3.dion.ne.jp/~coz/

 映画予告編制作者、広瀬浩二氏のサイト。映画予告編が見られるだけでなく、予告編ができるまでのプロセスなどを知ることができる。映画ファン必見!

■えいがなび
http://www.eiganavi.com/

 各作品の予告編が見られる。QuickTime4とFlash Playerが必要。

■QuickTime Movie Trailers
http://apple.com/quicktime/trailers/

 QuickTime Movieで予告編が見られる(英語)。

 

●映画評系


 新聞や雑誌ではなかなかお目にかかれない、味のある映画評が読めるのもネットならではの楽しみだ。

■talkin' web
http://www.vagabond.ne.jp/talkin/index.html

 「映画ライターになる!マガジン」を配信しているバカボンド社のページ。「映画ライターになる!マガジン」は、読者が映画評を投稿し、それがある程度のレベルまで達していれば批評に対する批評がもらえて、プロのライターへの道が開かれるというマガジン。「公開情報」ではそんなライターの書いたレビューが読める。予告編ムービーも豊富。

■m @ s t e r v i s i o n
http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/

 映画感想ではなく、映画の基礎知識とポリシーを持って評論している数少ない個人サイト。ページ全体から伝わってくる熱い感じが◎。映画やインタビューなどから引用したメッセージを掲載してるのだが、そのセンスもgood!

■CinemaScape-視覚的映画批評空間-
http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp

 映画批評をJAVAによる視覚化プ/ログラムでマップにするなど、なかなか個性的なサイト。最大公約数的な作品や賛否両論作品など、カテゴリー別にランキングされているのも読みやすい。

■ヘザーズ・ムービー・シアター
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/movie/

 映画批評のほかに最新映画の予告編、来日ハリウッド俳優の会見映像などをストリーム配信している。毎週金曜更新。

 

●試写会プレゼント情報が載っているサイト


 映画代ってけっこうバカにならない。ネットで試写会に応募してトクしよう。

■メールマガジンNBE!
http://n-b-e.com/

 ネットで応募できる試写会情報を集めたメールマガジンのサイト。

■Pause Cine Club
http://www.gakusan.co.jp/pause/index.htm

 パウゼ・シネクラブのサイト。試写会情報が充実。ただし会員のみ応募可能(年会費無料)。

 

●その他お楽しみ系


 ひっついたり離れたり、整形したり崩れたりとハリウッドのセレブたちはとかく忙しい。その進化?はIT革命並だ。というわけでミーハーなあなたに気になるセレブのゴシップ情報を得られるサイトを紹介しよう。また、一風変わった映画の楽しみ方ができるサイトも併せてご紹介。

■ぢごくみみ
http://www.tcn.zaq.ne.jp/ako/index.htm

 セレブたちのゴシップ記事のほかに「イケてるハゲ イケてないハゲ」「ゆるい体」など企画ものの記事も面白い。海外のゴシップサイトへのリンク集もあり。

■ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/

 夕刊フジのサイトにある「Weekly Hollywood」のコーナーでは、ハリウッドの最新情報が掲載されている。

■STAR ONLINE
http://www.starmagazine.com/

 日本で言うところの「女性自身」などの位置付け。アメリカ主婦向けの週刊誌「スター」のサイト。

■勝手邦題
http://www.kt.rim.or.jp/~sokohaka/hou200006.html

 その名の通り、洋画に勝手に邦題をつけるサイト。「パーフェクト・ストーム」→「機械仕掛けの大海原」、「ファイト・クラブ」→「妄想野郎Fチーム」など思わず吹き出してしまうラインナップがズラリ。

■新・映画の墓場
http://www.bekkoame.ne.jp/~gore-gore/shin_hakaba.html

 映画史に埋没しているカルト作品を集めたサイト。実際の作品を一生見る機会はなくても、タイトルとストーリーを読むだけで充分楽しい。

(2000/10/24)

[Reported by tanimoto@impress.co.jp、Takayuki Masuda、tatekawa@star.email.ne.jp、Masaaki Kamishima、pctaro@kk.iij4u.or.jp、ymasa@wizvax.net]


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