INTERNET Watch Title
Click

【業界動向】

富士通、東京電力など4社が
CATV連合「ジャパンケーブルネット」設立へ

■URL
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/10/26-1.html

握手タイム
記者発表会恒例“握手タイム”の様子

 セコム、東京電力、富士通、丸紅の4社は26日、CATV網を利用したブロードバンドサービスを提供する連合会社を設立することで合意したと発表した。各社が資本参加するCATV会社などに、放送コンテンツ配信やインターネットサービスなどを提供する。すでに17日、4社合弁で企画会社の設立申請を行なっており、12月にも事業会社となる「ジャパンケーブルネット株式会社」を設立、2001年4月よりまず関東エリアでサービスを開始する。

 現在4社が全国で資本参加または運営しているCATV会社は約50社に上るが、「個々の地域的なCATV会社でサービスをやっている時代ではなくなった」(富士通・秋草直之代表取締役社長)として、複数のCATV会社でコンテンツなどをシェアできる枠組みを共同で構築することにした。ジャパンケーブルネットでは、東京電力の保有する光ファイバー網や丸紅のバックボーンネットワークを利用し、CATV局間を接続するバックボーンを構築するとともに、デジタル配信センターを開設。BS、CS、地上波、双方向テレビなどの放送サービスをはじめとして、ブロードバンド接続や@niftyなどのインターネットサービス、セコムのセキュリティや医療サービス、顧客サポートや課金管理などの運営支援サービスのほか、資金面での支援もCATV局に対して行なっていく。

 ジャパンケーブルネットの資本金は320億円。富士通が28%、セコム、東京電力、丸紅がそれぞれ23%出資するほか、独立系CATV会社への資本参加も呼びかける。2003年までに参加企業を80社に拡大し、放送加入世帯数300万世帯、インターネット加入世帯数200万世帯を目指す。なお、ジャパンケーブルネットはあくまでも各CATV会社にサービスを提供する会社であって、運営統括会社(MSO)という位置づけではないとしているが、サービス内容では国内MSO最大手のジュピターテレコムと競合することになる。

(2000/10/26)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp