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【プロバイダー / 新サービス】

日本初の証券会社によるISPが誕生

日興證券、FreeBit.comと提携してプロバイダー事業を開始

■URL
http://www.ezconnect.ne.jp/ (日興イージーコネクト)
http://www.freebit.com/press/20001030.html (フリービットからのリリース)

「日興イージーコネクト」で接続した状態
 日興證券株式会社は、株式会社フリービット・ドットコム(以下フリービット)と提携して、インターネット接続サービス「日興イージーコネクト」を開始した。

 これは日興證券のオンライントレードサービス「日興イージートレード」の会員向けとして提供されるもので、証券会社が自社ブランドでISP事業を提供するのは、日本初となる。

 利用には「日興イージートレード」への加入と、クレジットカードの所持が条件となる。回線速度はアナログ56Kbpsと、ISDN 64kbps・128kbps。現在アクセスポイントは全国21ヵ所で、2000年度内に166ヵ所まで拡大する予定だ。また電話料金とインターネット接続料をセットして、時間帯を問わずに3分10円(※同一区域内)の料金で提供。オンライントレードを行なう顧客の、負担軽減を図る狙いもある。

 月額基本料として別途300円(1ヵ月)が必要だが、2001年3月までは基本料無料で提供する予定だ。またサインアップ時にユーザーの発信者番号を登録するため、登録番号以外からのアクセスは不可能な場合がある。

 接続には専用ソフト「BitBasket for ezConnect」(Win・Mac版のいずれか)を利用する。メールの送受信・Webサイト閲覧などの機能が組み込まれているので、初心者でも容易に扱えるのが特徴だ。また上部には日興証券の各サービスにワンクリックでアクセスできるボタンが備わっている。「BitBasket for ezConnect」は現在日興證券のコールセンターに電話で請求してCD-ROMを送付する形で配布されているが、今後はダウンロードにも対応していく。

 なお、フリービットはクレディセゾンやリクルートと無料接続サービスを開始しているが、この「日興イージーコネクト」は、それらとは異なるものだという。前2社はフリービットの無料接続サービス「OpenBit.Net」を各社向けにカスタマイズして提供しているもの。日興證券の場合は、インターネット戦略立案からコンサルティングを行ない、独自の接続サービスを提供できる「ブランディングサービス」の最初の事例となる。実際、「日興イージーコネクト」のサイトは、一見フリービットがバックアップしているとは分からない形をとっている。同社では「OpenBit.Net」のカスタマイズと併せ、今後「ブランディングサービス」にも力を入れていく予定だ。

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■【2000年10月24日】リクルート、「ISIZE」「リクナビ」で無料接続サービスを開始

(2000/10/30)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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