|
■URL
http://www.pcdataonline.com/press/pcdo103100.asp
米PC Data Onlineは10月31日、Napsterユーザーを対象としたオンライン音楽の購入に関する調査報告を発表した。それによると、Napsterを使って音楽のダウンロードを始めた当初は、非Napsterユーザーと同程度にオンラインで音楽を購入している。しかし、音楽のダウンロードに慣れてくると、音楽の購入率は非Napsterユーザーに比べてかなり低くなるという。
Napsterの新規ユーザーは、Napsterで音楽をダウンロードした後、CDNOWで音楽を購入する傾向がみられる。しかし、Napsterを使い始めて90日後には、オンライン音楽小売りサイトへ頻繁に訪れるようになるものの、音楽の購入は急激に減少するという。
PC DataのCEOを務めるAnn Stephens氏は「明らかに、Napsterユーザーはオンライン小売りサイトで音楽に関する情報を得て、Napsterを使って無料で音楽をダウンロードしている」と分析。また、同社の市場調査によると、今年のCD-RWドライブの出荷台数が200万台、CD-RWを内蔵するPCの出荷台数が350万台となる見込みで、これらのドライブ装置はしばしば、音楽CDの作成に使われているいう。
PC Dataによると、Napsterのユーザー数は過去6カ月間に倍増して1,870万人に達し、インターネット人口の約5分の1を占めている。最も普及率の高い年齢層は12~24歳で、普及率は40%を超えている。
(2000/11/1)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]