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■URL
http://www.symbian.com/News/2000/pr001106c.html
英Symbianは7日、ロンドンで開催中の「European Developer Expo」において、携帯端末向けプラットフォームの新版「Symbian platform v6.0」を発表した。既に大手携帯電話メーカーにライセンス供与ししており、Symbian 6.0を搭載した製品は、2001年前半に出荷開始される予定だ。
新版では、携帯電話機能とデータ通信機能を統合したほか、BluetoothやWAPに対応した。セキュリティを備えた通信機能のSSL、HTTPS、WTLSへの対応や、16ビットのUnicodeへの対応を図ったほか、「PersonalJava 3.0」「JavaPhone 1.0」も組み込んだ。
Symbianは併せて、2種類の参照デザイン「Crystal」と「Quartz」を発表。これらには、マルチタスクのEPOCカーネル、データ管理、マルチメディア、アプリケーション・エンジン、メッセージング・エンジン、WAPとHTML対応のブラウザー・エンジン、Javaランタイム環境などの機能が含まれている。特にCrystalは、キーボードを備えた携帯端末向けで、640x200のカラー画面、キーボード操作に対応するGUIなどを備えている。一方のQuartzはペン入力型携帯端末向け。今年2月の「CeBIT 2000」で披露されたもので、240x320のカラー画面を備えている。
同社はこれらの参照デザインを、主要な携帯電話／携帯端末メーカーにライセンス供与する。
(2000/11/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]