【新製品】

ピープルソフト、“完全インターネット対応”の企業向けソフトを発表

■URL
http://www.peoplesoft.co.jp/

 ピープルソフト ジャパン株式会社は同社のビジネスアプリケーションの新バージョン「PeopleSoft 8」の日本語版で、日本市場に向けて積極的な展開を行なうと発表した。

 「PeopleSoft 8」は、同社のビジネス統合アプリケーションを、“100%インターネット対応”するために完全に再プログラムして構成されてた新製品。HTMLとXMLがベースのeビジネスプラットフォーム「PeopleSoft インターネット アーキテクチャ」で構成され、Webブラウザーや携帯端末での利用が可能となっている。クライアントソフトを必要とせず、一般的なWebサイトと同じ感覚で扱えるため、企業従業員やユーザー、サプライヤーといったユーザーがインストラクションなしで利用でき、サポートコストを抑えられるメリットも持つ。
 エンタープライズ・サプライチェーン・カスタマーの3者それぞれに合わせた機能の提供が可能で、「サプライチェーン マネジメント」、「人材管理」(HRMS)、「財務/管理会計」などのソリューションを提供するものだ。また日本語化された38種類のeBusinessアプリケーションとシームレスに連携した業務環境の構築が可能。さらに、分析アプリケーションを組み込み、ビジネス状況の変化や重要度を常に分析・判断でき素早い対応が可能にする点なども特徴だ。

 日本向け製品はすでにリリースされており、単なる日本語化に終わらず、日本ならではのビジネス習慣にも対応できているという。またOracleやSAPのアプリケーションと比較し、「完全にインターネットに対応し、他のソフトとも統合してすぐに使える機能を提供できるのは『PeopleSoft 8』だけ」(PeopleSoft社CTO・Rick Bergquist氏)と、優位性を強調していた。

(2000/11/13)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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